バーベルスクワットと頭痛

2016年11月4日

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Kole E. Carpenter

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Kole E. Carpenter

バーベルスクワットと頭痛

30代男性  後頭部のズキズキする痛み

痛みに気がついたのは会社の飲み会でお酒を飲んだ翌朝に目が覚めたときで、右後頭部にズキズキする痛みがあった。最初はただの二日酔いだと思っていたそう。

2日後トレーニングをしていたときにまた同じ所がズキズキ痛くなったので、整形外科で診てもらう。とくに外傷のあともないため様子を見ることとなるが、1週間たっても違和感がつきまとうため、ご友人の紹介をうけて当院へご来院された。

どのようなトレーニングをしているときに痛むのかを伺ったところ、バーベルスクワットをしたときに痛むとのこと。当院にもバーベルがあるので普段やっているように実際に行ってもらったところ痛みが再現された。

ヒップヒンジがきちんと使えていて体幹のプランクも保てている。これだけ下半身と体幹が機能したスクワットフォームがとれているにもかかわらず、頭から首肩にかけてやけに力みが見てとれるのは何かおかしい。

詳しくチェックしたら右肩に問題が見つかった。聞けば右肩はケガで痛めてから慢性的な痛みを抱えていたとのこと。日常的生活には問題がないので放っていたもよう。

右肩の不安定性が原因で頭から首肩へ伸びている筋肉には過剰な負担がかかっている。 そんな緊張状態が長くつづくと、筋や腱にあるセンサーは過敏な状態になります。 そうなると外からの刺激にたいして痛みを感じやすくなってしまいます。

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今回の後頭部のズキズキする痛みは頭と首肩をつなぐ筋肉が起こしているものでしたが、その原因を作っているは右肩だったというわけです。

なので施術としては①痛みの出どころ ☞ 過敏になっているセンサーを鎮める ②痛みの原因 ☞ 右肩の機能回復 を行いました

再度バーベルスクワットをしてもらったところ、頭から首肩にかけての力みはなく、後頭部のズキズキする痛みも出なくなりました。今後はもう少し右肩の機能向上が必要になるため、簡単なセルフエクササイズをお伝えして終了に。

痛みがとれてすごく喜んでくれたと同時に、 治療に来てまさかのスクワットチェックにはショックを受けたようです…笑

手技も大事だけど動作を注意深く観察することはもっと大事です。 ただし日々の臨床では自分自身が正しく動ける体でないと人の動きのエラーに気がつくことなどできないことを痛感させられます。

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